ここではスマホを悪用されたりしないようにする方法や万が一の画面割れの対処法等マルチに紹介していきたいと思います。
折角買ったスマホを安全に快適に使いこなす為に是非、お付き合いいただけたらと思います。
早速スマホを落として画面を割ってしまった時、どう対応するのがベストなのか見ていきましょう。
スマホ落としたら画面がバキバキ!どうしよう!!
端末を操作中、手が滑って固い所に落下させてしまう。
そんな経験、誰でも1度は有るのではないでしょか。
万が一カバーを付けない状態でスマホを落としてしまって画面がバキバキに割れてしまってもiPhoneなら操作は可能です。
ここでは落下させてしまったのがiPhoneだった場合とAndroidの場合の対処法を見ていきましょう。
そんなAndroidとiPhoneは構造に決定的な違いがあります。
iPhoneはガラス面の下にタッチセンサーがあるのですが、Androidはガラス面とタッチセンサーが一体化されています。
iPhoneの画面割の対処法
仮に落としてしまったのがiPhoneの場合、直ぐにできる対応として最も有効・且つ容易に実行できる応急処置方法は、iPhone用の液晶フィルムを割れた画面の上から貼ることです。
ヒビが広がるのを防げますし、何より使い続ける上でガラス片が指に刺さったり傷つくという心配もありません。
フィルムは、百均でも入手可能ですが近くに百均が無い・又は画面を割ってしまった時間帯が夜中だったり、もう百均が締まっている時間帯という場合はコンビニでも取り扱われているセロハンテープでも応急処置は可能です。
セロハンを割れてしまった部分を中心に上から慎重に貼りましょう。
或いはラップを使うのも有効的です。
応急処置が出来たら早めに修理に出しましょう。
iPhoneの場合は、これらの応急処置で操作そのものは可能となっています。
けれど、Androidの場合は、そうはいかないんです。
ちょっと思い出してみてください。
画面が残念な状態のiPhoneを操作している方はたまに見かけても、画面がバキバキに割れたAndroidを操作している人て見たことがないのではないでしょうか。
それもその筈、AndroidはiPhoneと違い、画面が割れるとタッチ操作さえ効かなくなる事が大半です。
Androidは画面が割れるとセンサーも同時に壊れる為、タッチ操作さえ不可能になります。
スマホを落とす些細なミスは誰にでも起こりうることですね。
タッチ操作さえ不可能になったAndroidから端末に内蔵されたメモリ・動画を取り出すのは不可能になります。
でも1つ秘策があります。
それはAndroidに事前にアプリを入れておくことです。
Androidは事前にアプリを入れ、いざと言う時に備えるべし
「TeamVeiwer」というアプリを入れておけばPCから遠隔操作でAndroidを操作できるんです。
パソコン・或いは2台目のスマホで離れた別の端末を操作できます。
早速遠隔操作方法を紹介します。
TeamVeiwerは、パソコン同士で遠隔操作するツールでしたが、随分と進化して昨今はパソコンからスマホ、スマホからスマホでも画面転送で操作が出来るようになりました。
もしもの時の事前準備として操作する側・操作される側の両方にアプリを入れ自宅の無線LAN若しくはネットにつながっている状態という条件を作り出せれば遠隔操作は可能です。
※個人用とに限り無料で利用可能。
ここでは操作する方も、される方も、双方がAndroidであると仮定したうえで、設定方法と使い方を解説していきます。
まず、いざと言う時に「操作する側」に設定を施しましょう。
操作する側用のTeamVeiwerアプリを入れましょう。
①アプリを入手
②下部の「コンピュータ」をタップ。
③画面真ん中の「登録」をタップ。
④登録をタップして完了
ここまで済ませますと、登録したメールアドレスに確認用のメールアドレスが届きますのでメール内に記載されているURLをタップし登録を完了させてください。
続いて、「操作する側」の設定の流れを見ていきましょう。
操作する側の場合は「TeamVeiwer Host」というアプリを入れます。
①「TeamVeiwer Host」を入手
②先に入力し登録したメールアドレス・パスワードを入力し「割り当て」をタップ。
操作される側の設定は、これで完了です。
いやいや、既に割ってしまった状態で、この記事を見ているんだけど。
諦めるしかないの?という方、まだ諦めるのは早いです。
タッチ操作が出来ない状態であっても一時的にマウスを繋げて操作する事も可能です。
Androidはパソコン用の普通のスマホに対応しています。
従ってタップもスワイプも可能です。
とはいえ、パソコン用のマウスは端子の大きさが全く違うので、このままでは当然ですがスマホと繋げられませんね。
なのでスマホの口に変換するためのアダプタを用意しましょう。
100均でも売っていて意外に簡単に入手できます。
下記がそれです。
用意が出来ましたら「操作する側」のスマホに戻りましょう。
すると、このようにコンピュータタブに「操作される側」のスマホが表示されますので接続アイコンをクリックします。
すると「操作する側」の画面に「操作される側」の画面がそのまま表示されます。
反応は遅くなりますが操作は可能です。
※機種により画面共有までしかできない!といった事態があるようです。
なお遠隔操作で必要な操作を終了できた場合、遠隔操作を終了する際は「×」で切断します。
余談ですが、音量調整は遠隔では押せませんので音量を調整できる「ボリュームアプリ」を予め入れておくことを推奨します。
スマホを快適に安全に使うために、もう一点、意識しておいて頂きたい点があります。
それは、時々皆さんも耳にする機会があると思いますが自身のスマホを知らないところで悪用されるケースです。
スマホの遠隔操作は時に便利ですね。
けれど悪用されるケースも出来てきます。
なぜならスマホが手元に無くてもPCでスマホを遠隔操作する事も可能な時代だからです。
紛失や落下等で故障した場合、PCとスマホの間でもファイルをやり取り出来たりと非常に便利です。
全てのユーザーが普通に使えば何ら問題はないのですが、スマホの遠隔操作機能を悪用したストーカー事件や知らない間に身に覚えのないアプリが入っていたりといったトラブルも報告されていますね。
そんな便利な遠隔操作アプリの犯罪から身を守るための対策をしっかり押さえておきましょう。
この遠隔操作アプリも用いて第三者による不正操作対策として出来る事は次の通りです。
- 端末の位置を把握する
- 端末にロックをかける
- 端末にカスタムメッセージを表示する
- 端末を初期出荷時の設定にリセットする
- 端末のデータを消去する
万が一にも紛失したらすぐに端末の位置を把握しましょう。
まず失くした端末がAndroidの場合について説明します。
Androidデバイスマネージャーを起動しましょう。
これはgoogle公式の紛失対策アプリになります。
グーグルアカウントと関連付けられている端末を見つける機能を有しています。
iPhoneの場合はパソコンのブラウザでiCloudへアクセスして紛失してしまった端末を見つけ出します。
※Apple IDが必要になります。
重ねて述べますが、遠隔操作アプリは便利な一方、悪用される可能性もある事を念頭に置いておいて頂くと同時に、被害に遭っているか不安になった時にとって頂きたい対策をまとめていきます。
あまりないケースかもしれませんが、ご自身の端末を第三者に貸した、若しくは知人だがアプリをインストールする操作をしてもらった。
又はGoogleアカウント・Apple IDの情報を人に教えたことがある、嫌な言い方ですが第三者に悪用させる「隙」を一度でも与えてしまった経験があるという場合は念のため次の事を試してみてください。
スマホの悪用が心配になったら実践して欲しい事3か条
- 見覚えのないアプリが無いか⇒有ったら削除を試みてください。
- 電池の消費量が不自然に著しい気がする⇒遠隔操作が行われている場合、持ち主の意図しない使用が増え、当然その分電池も著しく消費します。
- セキュリティソフトでスキャンしてみる⇒不審なアプリの発見につながる可能性があります。
※世間で被害が出てないアプリに関してはウイルス情報として検知されないケースもあります。
但しアプリ一覧画面に表示されていないステルス性の高いものでもセキュリティソフト側でマルウェアとして登録されていた場合は検出されます。
GoogleやAppleのID・パスワードを知られていないのであればアプリを削除する事で色んなリスクは潰せます。
更に、究極の荒治療として設定を工場出荷時の状態に戻すという方法もあります。
工場出荷時状態に戻るという事はすなわち全てがクリアされてしまう為、事前にデータのバックアップを取っておく必要があります。
この方法を取ることで網目を掻い潜り忍び込んでいた良からぬアプリを強制的に排除できます。
また、ここまでの事を実施せざるを得ない状況ですと、可能性としてID・パスワードも漏れている可能性もありますので再度アプリをインストールした所で同じ事になりますのでログイン情報も変更しましょう。
では、バックアップ並びにリセット方法の流れを解説します。
まずAndroidの場合は設定画面を開いていただき、下から二番目にある「バックアップとリセット」を選択します。
次に「データ初期化」をタップしますと端末内のデータは完全に消去されます。
Androidの場合、やることは、これだけです。
続いてiPhoneの場合の流れについても解説します。
まず「設定」のアイコンを開きます。
その中の「一般」⇒「リセット」⇒「すべてのコンテンツと設定を消去」⇒パスコード入力⇒「iPhone を消去」を選択。
これで完了です。
遠隔操作の被害に遭う要因として最も多いのは第三者によるアプリインストールです。
他にGoogleアカウント・Apple IDの情報の不正利用、他のアプリインストール時やメール経由でウイルス感染させる手口も巧妙化してきています。
これ等を十二分に警戒して端末と、端末の中の情報を守りましょう。
当然といえば当然ですが、GoogleアカウントやApple ID情報は人には教えず、勿論、端末は安易に他人に貸さず、端末にはロックを掛けておきましょう。
また、アプリのインストール時にウイルスが入り込む可能性がありますので、いわゆる「野良サイト」は避けましょう。
Androidの場合公式マーケット以外に野良サイトと呼ばれるマーケットがあります。
嫌な話ですが、悪意に満ちたアプリが数多く存在しています。
また、アプリへの許可内容は十二分に確認するようにしましょう。
アプリをインストールする際、経験があるかと思いますが、そのアプリが、どの情報にアクセスするか表示されますよね。
その許可内容をしっかり確認し、その際、電話帳や個人情報への権限を求められていた場合は一度インストールをやめて許可を出して本当に安全のアプリなのか安心できるまで調べてください。
他にも「提供元不明アプリ」を安易にインストールしないというのも重要になりますね。
勢いでインストールしてしまうミスを避けるために設定画面で「セキュリティ」をタップして「提供元不明アプリ」の欄にチェックが入っていないことを確認しましょう。
また、今はスマホにもウイルス対策が必要になります。
電話にさえウイルス対策って違和感があるかもしれませんが昨今はスマホであっても悪質なウイルス感染に警戒しなければなりません。
例えば以下のようなトラブルも報告されいます。
- 無料のセキュリティーアプリをインストールした結果、画面がロックされてロックを解除しようとしたら代金を請求された。
- 自分のSNSアカウントから「なりすまし」で心当たりのないメッセージが勝手に投稿された。
- 公表する操作をしていなのに知らないうちに自分のスマホの中の写真・動画が流出し、電話の通話内容も盗聴されていた。
- 電話帳データが知らないうちに流出していた
スマホは機能性としてはPCと殆ど変わりません。
常にネットにつながっているので非常に情報取集も容易ですし便利である一方、同時に悪事を目論む者も便利さは同様なのです。
悪質なウイルスからスマホを守るノートンもありますので、安全に便利な端末を快適に使い続けるためにも積極的に取り入れる事を推奨します。
今後も安全にスマホを利用していくための知識を身に着けて便利なスマホというアイテムを有意義に使用しましょう。