こちらのコーナーでは、今回は既に利用しているというユーザーさんも居るかもしれませんがマネーフォワードミーについていろんな視点からまとめていきたいと思います。
どんなメリット・デメリットがあって、どんな事に気を付ければ快適に利用できるのかやユーザーの遠慮のない評判・口コミにも迫っていきたいと思います。
マネーフォワードとは?概要を解説
マネーフォワードミーは株式会社「マネーフォワード」が運営している家計簿アプリになります。
※以下マネーフォワードと明記します。
メインで資金を管理している銀行口座は勿論、クレジットカードの支払い情報を簡単に管理できる非常に便利なアプリと言えます。
これまで手書きで家計簿をつけ管理してきたという方は、とても便利なマネーフォワードを騙されたと思って使ってみませんか?
手書きでの家計簿管理では限界があった細かい部分までの管理もマネーフォワードなら一括管理が可能です。
マネーフォワードは複数の金融機関との連携があり自動で資産管理が行えます。
そんなマネーフォワードには特徴が3つあります。
マネーフォワードの3つの強みに迫ってみよう
早速マネーフォワードに於ける3つの強みにスポットを当てていきたいと思います。
まず誇れるのは連携サービスの多さにあります。
その数、実に2657です。
連携サービスの多さだけ言われてもピンとこないですよね。
具体的に、どれだけ身近なサービスと連携しているか見ていきましょう。
- 銀行口座→2034
- 証券口座→36
- クレジットカード→139
- 電子マネー→38
- ポイントカード・マイル→40
- ネットショッピング→9
- 携帯電話→10
- 確定拠出年金→8
- その他→73
上記の通り、金融サービス数が豊富になっていますね。
他に似たようなサービスを扱っている家計簿アプリもありますが、マネーフォワードは群を抜いてます。
多くないケースかもしれませんが家計簿アプリで銀行口座と連携していても全資産のうちの数十%は仮想通貨で持っているという場合、当然ながら仮想通貨とも連携していないと正しく資産管理することができませんね。
なので全ての資産を一括で管理できる家計簿を使うのが適していると言えます。
そして2つ目の強み・特徴は無料で色んな機能が利用できる点です。
無料で可能な事なんて限られている!って考えるかもしれませんが、確かに有料のコースと比べた時、限られる事は増えますがマネフォワードは無料でも管理に困らないレベル事が容易にできます。
ただ、無料で利用できるものでは事足りない!という方も居るかと思いますので有料サービスの部分に関しても確認していきましょう。
無料と有料で出来る事出来ない事を簡単に表にまとめたいと思います。
マネーフォワード無料で可能な事に迫ってみた
という事で無料で出来る部分の紹介と併せて有料版だと、どんな可能性が広がるのか表を用いて紹介します。
機能 | 無料会員¥0 | プレミアム会員¥月500 |
データ閲覧可能期間 | 過去1年分 | 制限なし |
連携可能 | 10件まで | 制限なし |
グループ作成 | 1件まで | 制限なし |
連携口座の自動更新頻度 | ― | 高い |
CSVダウンロード | × | 〇 |
連携口座の一括更新 | × | 〇 |
広告非表示 | × | 〇 |
家計診断 | × | 〇 |
カードの未確定利用残高表示 | × | 〇 |
カードの引落し時の残高の確認・表示 | × | 〇 |
家計資産レポート | × | 〇 |
ポイント・マイルの有効期限の表示・通知 | × | 〇 |
支出ランキング | × | 〇 |
負債推移グラフ | × | 〇 |
負債内訳 | × | 〇 |
資産内内訳・推移グラフ | × | 〇 |
ちょっと驚くかもしれませんが、毎月¥500の支払いで、ここまで出来る事が増えるんですね。
マネーフォワード有料版(毎月500円)が適している人はこんな人
これだけ出来る事が有って¥500は激安ですよね。
とはいえ、有料でないと出来ない部分にニーズがそれほどないのであればもちろん無料版でも快適に利用していただけますが・・・・・。
因みに有料版がお勧めな方というのは以下の通りです。
- 資産を長く管理したい人(何年という単位で)
- 細かい支出分析をしたい人
- 多くを提携させたい人
なので提携する金融機関が多くない方や過去のデータ閲覧も、それほど頻繁に行えなくて問題ないという方は無料版の方でも全く問題なく快適に利用していただけます。
マネーフォワードユーザーの評判に迫ってみた
ではマネーフォワードを愛用しているユーザーたちの声に着目していきましょう。
トータル的に聞こえてくるのは便利という声や家計の無駄の発見につながり改善できたという声が多くなっています。
それでも少数ながら、こういう部分を改善して欲しいなど、ネガティブな、悪い口コミも一定数、寄せられているのが現状のようです。
では早速、まずは、その悪い口コミから公表していきたいと思います。
マネーフォワードに寄せられた悪い口コミ
悪い口コミについてサーチしている間に複数挙がっていたのが以下の通りです。
- 自分は無料会員だけど無料故に閲覧できるデータ数が制限されて自分の理想の使い方が出来ないのでストレス!無料会員に対しても、もう少しサービスを充実させてほしい
- 提携サービスをもっと追加して欲しい
- レシート撮影読み込みが何故かいつも失敗する(-_-;)ので最近は使ってない
- 口座情報とかの情報入力を求められるけど登録しながら凄く不安だった
マネーフォワードで挙げられる良い口コミもピックアップしてみた
良い口コミとして挙がる声としては以下の通りです。
- 幾ら使ったか等、使ったお金が明確に視覚化されるので無駄な部分の把握が容易になった
- マネーフォワードから通知が来ることで収入と支出のバランスを意識できるようになった
- クレカ清算の場合であれば特に操作しなくても自動で家計簿がつけられるので非常に便利
- マネーフォワードを使うようになってからはポイントが貯まっていく過程が楽しみになった。
という事で色んな意見が出てきましたね。
何にしても、お金を掛けずに快適に使える事が重要ですので、ここからは、いわゆる「正しい使い方」に迫っていきたいと思います。
便利なマネーフォワードの正しい使い方を紹介
使いこなせれば非常に便利なマネーフォワード。
なら使いこなせないなら、やはり不便という事なのでしょうか。
使いこなせない最初のうちはストレスに苛まれるという事なのでしょうか。
確かに右も左も判らない状態でイキナリ使いこなすのは無理ですので、ここではマネーフォワードの正しい使い方を紹介していきたいと思います。
色々ある家計簿アプリの中でもマネーフォワードは高い人気を集めていますが初期?の銀行口座やクレジットカード等の口座連携が複雑で大変な部分でもあり、利用を諦める人も居ます。
なので今回は、そういった辺りも含めて使い方を紹介していきたいと思います。
では、ここからは、そんなマネーフォワードへの会員登録方法関連等についてまとめていきたいと思います。
まず最初にやる事と言えば、当然ですが登録とログインですね。
その方法を早速順を追って解説していきたいと思います。
マネーフォワードのログインまでの流れを紹介
とにもかくにも、まずはマネーフォワードのアプリをダウンロードするところから始めましょう。
ダウンロードが無事に終わりましたら次にアカウントの登録を行います。
アカウント作成のための画面にはアプリを起動した後、複数回「次へ」をタップして進んでください。
ここで忘れない、且つ、推測されにくいパスワードを設定して次の工程へ進んでください。
尚、Google、若しくはYahoo!アカウントをお持ちの方は、そちらのアカウントでも登録可能です。
アカウントの登録が無事に済みましたら次のステップです。
簡単にプロフィールを登録して簡単な質問を投げかけられるので回答して下さい。
簡単な質問ですので数分で終わります。
年齢や職業・性別・お住いの都道府県、ご自身がメインで利用している銀行やクレジットカード等、敢えて手を止めて考えたりしなくても回答できるものばかりです。
この段階でメインで利用しているクレジットカードと銀行を選択しておくことで金融機関との連携作業を進めることができます。
アカウントの登録は、これで完了となります。
ログイン時は、登録したメールアドレスとパスワードで入る事でログイン状態が保持されるのですが3日以上、アクセスしない状態が続くと再度ログインが必要となりますので重ねて述べますが忘れないパスワードを設定しましょう。
では、複雑と嫌煙される「連携」の流れについてまとめます。
マネーフォワードの連携の流れ
連携は銀行口座やクレジットカードと連携の設定をしておく事で口座残高や引落し金額等をアプリから確認できるようになるサービスです。
- まずは「口座」の画面を開きましょう
- Androidで操作する場合は右下にあるリンクのようなマークを、iOSで操作する場合は右上の「+」マークの「追加」をタップします
- 次に連携先を銀行・証券・カード等のカテゴリから選んでご自身が利用している金融サービスを選びます
- 任意でご利用のカードを選択すると金融サービスのアカウントIDとパスワードの入力を求められます
- IDとパスワードを入力して「連携する」をタップ
- あとは連携作業が始まり、数分程で連携が終わります
此処での注意点として念頭に置いておいて頂きたい事は、ただ銀行口座だったりクレジットカードを保持しているだけでは連携は出来ないという点です。
あくまでネット上の口座と連携していますのでオンラインバンキングやWeb明細書サービスへの登録が必須です。
このオンラインバンキングですが登録に早くて1週間、もう少しかかってしまう場合で2週間を要する事もありますので早めに準備を進めておいてください。
ここで、主なオンラインバンキング・Web明細書サービスについても把握しておきましょう。
- ゆうちょ銀行→ゆうちょダイレクト
- 三菱東京UFJ銀行→三菱東京UFJダイレクト
- 三井住友銀行→SMBCダイレクト
- 三井住友VISAカード→Vpass
- みずほ銀行→みずほダイレクト
連携可能な金融機関・サービスですが、現在も2500種以上のサービスとの連携が可能です。
流石にここで全てを挙げることは出来ませんので詳細を確認したい方は公式サイトをご確認ください。
では連携が問題なく出来ましたら、もうひと手間加えてマネフォワードの便利機能、手持ちの現金も管理できちゃう「財布機能」を使いアプリで簡単に確認できるように設定していきましょう。
財布機能はサイフの残高を新しく口座として登録する事で管理が可能で、作り方も簡単です。
金融機関の登録・連携方法で連携先を選んだことと思いますが、その画面の右上に「財布作成」とあるので、タップしてください。
財布の名前と手元にある金額を入力したら口座登録完了です。
財布と銀行口座が連動していますのでATMから引き出しますと財布の残高が自動で増える仕組みです。
次に支出の入力方法についてまとめていきます。
ここでは、非対応となっている金融機関を利用する場合や現金で支払いをする場合、手入力して頂く必要が出てくるわけですが、AndroidとiOSで分けて解説していきたいと思います。
まずAndroidの場合から解説していきます。
+マークをタップすると「ICカードリーダー」「レシート読み込み」「入力」と3つのアイコンが出てきます。
手動で入力したい場合は「入力」を
レシートが手元にありスキャンしたい場合は「レシート読み込み」を
ICカードの残高を確認したいときは「ICカードリーダー」を
自分の目的に合わせてタップして選んでください。
尚、ICカードリーダーですが、これはAndroidに限定されたサービスです。
もちろん利用するには専用アプリのダウンロードとNFC搭載スマホの用意が必要になります。
利用できる環境が整っているのであれば非常に便利ですね。
スマホ端末にICカードを近づけるだけで残高を読み取ってくれますので便利です。
では「入力」を選んだ場合について見ていきましょう。
入力を選んでいただきますと8つのアイコンとテンキーが出てきます。
食費・日用品・医療費・交通費・水道代等のアイコンを選べるようになっていて利用した金額を入れられるようになっています。
あとは出て行った金額を入力して「保存」をタップすれば家計簿への記帳は完了。
「レシート読み込み」をタップするとカメラ画面に切り替わりレシートのスキャンが可能になります。
では次にiOS版でのやり方を説明します。
iOSの場合はホーム画面の下の方に、ペンのマークがありますので、そこをタップして頂くと入力画面に進むことができます。
あとは、Androidと、殆ど変わらないので説明は省きます。
レシートの読み込みを利用したい方は右上のカメラのマークをタップしてください。
因みに家計簿の把握は入力(ペンマーク)の左隣の豚の貯金箱のマークをクリックすると確認できます。
家計簿把握のための画面では支出をカテゴリ毎に色分けした上でグラフ化してくれますので、どのカテゴリで特にお金が出て行っているか、使いすぎている部分は無いか等、節約のためのヒントを探ることができます。
そんな便利な、節約・管理も助けてくれるマネフォワードは下記で確認できます。
因みに、少し話が飛びますが、プレミアム版と無料版の違いに改めて触れていきたいと思います。
基本、無料版でも多くを求めないのであれば快適に問題なく利用していただけますがプレミアム版を選択して頂きますと一層、機能も充実して管理が有意義なものになります。
iOSの場合が月額¥480、Androidは月額¥500で利用していただけます。
※いずれも税込み価格です。
プレミアム会員と無料会員の違いは上記の表で説明した通りです。
因みにプレミアム会員だと利用していただける機能についても解説していきたいと思います。
マネフォワードプレミアム会員が利用できる機能について
- 一括更新→連携している総ての口座を一括で情報更新ができる
- CSVダウンロード→入・出金履歴をCSVファイル形式でダウンロード可能(PC版のみ利用可)
- マンスリーレポート→家計や資産を次の月までまとめて評価できる
- 引落し残高不足時に通知→銀行の残高不足があった際通知されます
- 資産内訳・推移グラフ→グラフで資産の変動を確認・株・預金等、資産別に分かれている
- 負債内訳・推移グラフ→グラフで負債の変動が一目瞭然・負債を減らせていく過程が目に見える
- ポイントの有効期限の通知→クレカ・ポイントカードの有効期限をプッシュ通知でお知らせ
併せて知っておきたいマネーフォワードの退会の方法と流れ
一方的に便利な機能ばかりプッシュされても、不安な点はまだ有るのではないでしょうか。
そこで退会の方法も紹介しておきたいと思います。
使ってみたけど、やっぱり、そのメリットを充分に感じる事が出来ない・自分には使いこなせなかったなど色んな理由から退会を考えるユーザーさんも一定数居るのではないでしょうか。
そう感じた場合は、勿論無理して利用を続ける必要はありません。
早速、退会の為の流れを見ていきましょう。
まず気を付けて頂きたい事は、アプリだけアンインストールしても退会は成立しません。
退会手続きはアプリ内から行う事ができます。
まずAndroidのユーザーさんが退会の手続きを進めるという場合の流れをまとめます。
Android端末で操作する場合は以下の手順で進めてください。
- 「設定」をタップ
- 「アカウントの設定」をタップ
- 画面下部にある「退会」をタップ
iOSのユーザーさんは下記の通り操作を行ってください。
- 「その他」をタップ
- 「設定」をタップ
- 「アプリケーション設定」をタップ
- 「マネーフォワードから退会」をタップ
そのあと、AndroidユーザーさんもiOSのユーザーさんも退会の理由を問われますので、理由を入力して退会して下さい。
という事で、入会方法や退会方法、利用しているユーザーさんの遠慮のない意見もわかったし、とりあえず前向きに考えても問題ないという方は最後の仕上げで、もう一度、下記から詳細を確認して頂いて最終判断をして頂ければと思います。
マネーフォワードとPayPayの連携方法
ところでPayPayでちょくちょく支払いをするという方も、昨今、多くなってきている気がします。
今回は、そのPayPayとマネーフォワードの連携が出来るのか出来ないのか確認していきたいと思います。
連携方法としては他と手順は変わりません。
まず連携項目一覧の中の「電子マネー・プリペイド」から探してみてください。
探すと、結果、PayPayとは連携出来ないという答えが見えてくると思います。
でも連携させたい!という場合の、ちょっとした裏技?を紹介したいと思います。
遠回りというか、煩わしく感じるかもしれませんが次の方法があります。
まずはPayPayの方をクレジットカードに連携させる方法です。
マネーフォワードは電子マネーとしてPayPayを連携はさせられませんが、Yahoo!Japanカードとの連携は可能です。
なので、まずマネーフォワードのホーム画面から「口座」をタップして「連絡先を追加」の中の「連携項目一覧」からカードをタップし「Yahoo!カード」を選んでください。
Yahoo!Japanカードを連携させればチャージ金額の記録が可能です。
ただYahoo!Japanカードに連携していますのでPayPayで得られたポイントについては情報が記録できません。
また、別の方法で、こんな方法もあります。
PayPayと口座を連携させる。
マネーフォワードは電子マネーとしてPayPayとの連携が出来ないようになっていますが銀行口座からなら連携可能です。
Yahoo!Japanカードを持ってない人も当然いる事と思いますがPayPayをマネフォワードに連携させる場合は銀行口座より連携させることが可能です。
PayPayとマネフォワードを連携させる事でチャージした金額の記録が可能になります。
そして利用明細は記録できませんので承知しておいて頂ければと思います。
もう一つは少々強引な気もするかもしれませんが、手動でPayPayを連携させるという方法です。
具体的には「支出」の「現金・カード」「電子マネー」等でチャージした金額を手動で入力する事が出来ます。
「現金・カード」をタップして進んで「電子マネー」をタップしてチャージした分の金額を入力します。
こういった形で管理していくことは可能なのですが、仮に明細を記録してしまいますと支出が2重となりますので気を付けましょう。
それでもPayPayもマネーフォワードも非常に便利ですよね。
という事でマネフォワードとは連携できないPayPayを管理する方法を紹介させていただきました。