今回はソフトバンクのiPhoneを活用できる格安SIMを紹介していきたいと思います。
格安SIMへの乗換えを考えている方は下記を熟読しておいて損はありません。
キャリア、ソフトバンクから格安SIMに乗り換える際の多くある「選択肢」も丁寧に解説していきたいと思います。
SIMロック解除の方法が不安という方も必見です。
キャリア、ソフトバンクから格安SIMへ乗り換える際のポイン
昨今、業績を上げてきているソフトバンクは格安SIMでも幅広く充実させてきましたね。
現在、キャリアのソフトバンクを利用していて、そのままソフトバンク系回線の格安SIMに乗り換える予定という方は、SIMロック解除の必要はありません。
もちろんau・docomoの端末をお持ちの方がソフトバンクの格安SIMに乗り換えようという場合はSIMロック解除の必要が出てきます。
また解除しても全てのの端末で格安SIMカードが利用できるようになるわけではありません。
ロック解除済みの物であってもSoftBank端末にau系のSIMカードを挿入しようとする場合など、キャリアが異なるSIMカードを利用する予定という方は特に注意が必要です。
最も重要になるのは通信方式と周波数帯のチェックです。
通信方式に関しては「docomo」と「SoftBank」では「W-CDMA」という方式で行うのに対しauは「CDMA2000」という方式を採用していて、これらは互換性がありません。
この為、例えばSIMロック解除したdocomoの端末でauのSIMカードを利用する場合3Gのみのエリアでは通話・通信は利用できず4GLTEのエリアにおいても周波数帯により一部の電波しか利用できない事があります。
対応周波数帯に関しては総務省によって各キャリアに電波の周波数帯が割り当てられていて、docomoなら2.1GHz、1.8GHz、800MHz等、5つの周波数帯が割り当てられています。
端末とSIMカードの周波数帯が一致しないと通信や通話ができないケースが発生します。
失敗しない為にもdocomo系かau系かの項目をしっかり確認しておきましょう。
とはいえ、多数あるSIMカードから自分に最適なプランを探すのは大変ですね。
ウェブ上に、ある程度絞り込める便利なツールもありますので適宜利用して自分に最適の格安SIMをカスタマイズしましょう。
さて、長くなりましたがSIMロック解除はオンラインと店頭、または電話で行えるようになってますが、オンラインで行うと解除料は無料です。
電話・店頭での解除料金は3000円+税で行えます。
オンラインで手続きする場合は「My au」或いは「My docomo」にログインしてページ内のSIMロック解除の項目から手続きが可能です。
不安が少しでもある方は面倒かもしれませんが店頭で行いましょう。
以下にソフトバンクiPhoneで使える格安SIMの詳細をまとめていくので現在ソフトバンクユーザー・これからソフトバンクユーザーになる予定の方は参考にしてください。
まず、ソフトバンクの格安SIMの始まりは2017年にさかのぼります。
日本通信が運営するb-mobileがソフトバンク回線網を使い格安SIMの提供を始めたのです。
その後、少しずつソフトバンク回線の格安SIM事業者が増えていきました。
では早速格安SIMが使えるiPhoneを見ていこう
まず、iPhoneだったら全ての端末が格安SIMとして使えるというわけではありません。
ソフトバンク系の格安SIMが使用可能なのはiPhone5以降の端末となります。
古い型のiPhoneを安く入手する方法も良いのですが、その際iPhone5より前のバージョンを購入してしまう、購入してしまってる場合は格安SIMとして利用できませんので気をつけましょう。
ソフトバンク回線のiPhoneを使う格安SIM事業者、どんな所があるの
まず、キャリアのソフトバンクを利用時に携帯の料金が高い!と感じていた方は格安SIMに乗り換えることで、その安さを実感できるようになります。
そして、ソフトバンク回線を利用した格安SIMユーザーは、実は、まだそれほど多くありませんので通信速度もスムーズです。
通信速度は、その回線を利用するユーザーの数によっても影響を受けます。
このため通信が集中する時間帯は、どうしても通信速度が落ちてしまいます。
まずは、ソフトバンク回線を使っている格安SIMを紹介していきます。
今、私が把握している限りですと
- Y!mobaile
- U-mobile
- b-mobile
- mineo
- nuroモバイル
- スマモバ
- リペアSIM
- H.I.S.モバイル
の8社がありますので上記の8社について特徴等を後術していきたいと思います。
通話・速度も重視の方はY!モバイルがお勧め
ソフトバンクのサブブランド、Y!モバイルはソフトバンク回線を利用しています。
料金面ではキャリアと格安SIMの中間あたりに位置してますので安さを実感するには至らないかもしれませんが他の格安SIMより品質は、ずっと高くなっています。
通信速度に関しましても大手キャリアと、そう変わりません。
通常のプランでも「10分までかけ放題」がついてくるので通話もしたい!という方に向いています。
因みに無制限でかけ放題といったオプションもありますので、スマホには常に高品質のサービスを求めてる方や仕事や店舗で、よく電話を使うという方に適しています。
大容量プランを重要視してる方はU-mobileで決まり?!
U-mobileはデータ通信専用のみで格安SIMを提供しています。
料金体系に関しては可もなく不可もなく、ネットも動画も音楽もメールも月額2980円で使い放題となっています。
日ごろ動画や音楽の視聴を楽しんでいると言う方には良心的な月額料金で楽しめるので選んで損はないかと思います。
b-mobileの魅力についても迫ってみましょう
b-mobileは初めてソフトバンクの回線を借りてサービスを展開した格安SIMです。
iPhone用として人気を博しているのは「990JUST FIT SIM」です。
これは名前のとおりで、990円から始められるジャストフィットのSIMと言うことになります。
上限設定で使いすぎてしまうのを防止しできたり、かけ放題プランも用意されていたり、たっぷり15GBまで使えたりと充実の内容になっています。
また通信速度も速いほうですので、この点もメリットと言えます。
独自のサービスを展開するmineoも選択肢に入れて損は無し
mineoの独自のサービスで浸透してきているのがパケットをユーザーと分け合える「フリータンク」ですね。
大手3大キャリアをしっかりカバーしてますので、キャリアからの乗り換えも簡単にできます。
料金面では、別段、どこよりも安い!と言った強みがあるわけではありませんが、フリータンクが魅力的に感じる方にはお勧めです。
更に解約手数料も、なんと0円なんです。
極端な話をしますが、試しに3ヶ月使ってみたけど、やっぱり他社に乗り換えたいとなった際も違約金が発生しません。(※条件あり)
※但し MNPを用いている解約では利用開始月および、利用開始の翌月から1年の期間は解除料が発生します。
ソニーが提供する格安SIMブランド、nuroモバイルにも着目しよう
nuroモバイルはソニーで提供している格安SIMのブランドです。
価格面は目立って安いわけではありませんが5GBのプランならソフトバンク系の格安SIMの中で最も安く使うことができます。
まだまだブランドとしては新しい方ですので今後、料金が安くなっていく可能性も充分期待できるのではないでしょうか。
スマモバの特徴
家族対象になりますが紹介すると最大で1500円分、紹介された側も毎月500円引きが適応になります。
iPhone専用の音声通話つきプランが用意されており1GB、2,380円~利用できます。
月1GBの定額プランから、1日3GBまで使用可能なギガプレミアムプランまで幅広く対応した料金プランが特徴の1つです。
以降、1GBごとに500円となりますが、安いと感じるか高いと感じるかは個々の感覚にお任せします。
日ごろメールやLINEがメインというライトユーザーから動画が大好きでよく利用するというヘビーユーザーまで、数多くのニーズに対応できる体制が整っています。
尚、最低利用期間は2年間で大手キャリアと同じになります。
リペアSIMの魅力も解説
リペアSIMはiPhoneの修理を行う「あいさぽ」と同じ会社が運営している格安SIMですが、一番の特徴はiPhoneの故障時、修理代がキャッシュバックされ、実質「タダ」になるという点です。
現在使ってるiPhoneが画面割れや故障が生じていても「あいさぽ」で修理する際にリペアSIMの音声プランに申し込むと修理代が実質0円になります。
リペアSIMに申し込んだ後、何らかの形で修理が必要になり出した際もキャッシュバックが受けれますので無料の修理保証がついてるような状態です。
月々の料金としては最安値ではありませんが余ったデータ容量を翌月に繰り越せたり、いざ故障した際の修理代を考慮するとお得に使えると言えるでしょう。
また、リペアSIMの、もうひとつの特徴は「あいさぽ」の店舗があることです。
また店舗があることで利用料金が高くなってる!といったような事もないので安心してください。
そして店舗があることで、店舗で気軽に申し込めて、そのまま開通手続きをできたり、不安・疑問に感じる部分を直接相談できるので大きな安心につながります。
まったくの格安SIM初心者にも向いているブランドとも言えます。
ドコモ回線から切り替えたLINEモバイルもお勧め
LINEモバイルは、これまでドコモの回線を利用していましたが2018年よりソフトバンクの回線に切り替わりました。
料金体系に関してはドコモ回線の時と変わりませんので、ずっとLINEモバイルを愛用してきたという人たちも安心して利用を続けられます。
LINEモバイルというと有名なのがSNSがカウントフリーで利用できる「コミュニケーションフリープラン」が知名度を上げていますね。
LINEのみカウントフリーにすることができる「LINEフリープラン」もあります。
LINEフリープランは1GBのプランのみですが日ごろLINEでのやり取りしか行わないという方は1GB のみで充分と言えます。
ドコモ回線のときから、ソフトバンク回線になっても人気を誇っている格安SIMです。
H.I.S.モバイルの特徴
H.I.Sといえば大手旅行会社としての認識のほうが強くなるかと思いますが、ドコモ回線・ソフトバンク回線の格安SIMの提供も行ってます。
データ通信専用SIMは月に100MB~10GBまで、音声通話SIMなら月に500MB~20GBまで幅広く用意されておりますのでオプションと組み合わせて自分に適したプランをカスタマイズできます。
尚、海外でも使用できるWi-Fiレンタルより更にお得な「変なSIM」「変なSIMプリペイド」というサービス(?)も扱っています。
では、インパクトに残るネーミング「変なSIM」が、どういったものなのか解説していきます。
H.I.S.モバイルの変なSIMとは?
「変なSIM」とは、何と貼るだけで65の国と地域で使えちゃう海外SIMです。
必要な分だけ、使いたい分だけデータ量を購入し海外で繰り返し使えるデータ通信専用SIMになります。
通常のSIMカードに貼り付けて利用いただけるシロモノになってます。
これは日本初で「サブSIM」技術を導入したものです。
日本国内では、普通のSIMカードで、海外に出かけた際は、そのSIMの上に貼るSIMカードを利用していただくことで海外通信を安く利用していただけるサービスです。
※SIMフリー端末・もしくはSIMロック解除が済んでいる端末でのみ利用いただけます。
また、変なSIMを貼ったままの状態でも下の元来のSIMカードも通常通り利用いただけます。
元のSIMと変なSIMの切り替えは専用アプリにて行えます。
というかアプリをダウンロードして頂かないと利用できません。
「変なSIM」を利用中の端末にダウンロードしてください。
ios版でダウンロードする方はこちらダウンロードしてください。
Android版はこちらからダウンロードできます。
貼り付ける形状となってる「変なSIM」と通常のSIMカードの形状と何も変わらない「変なSIMプラスチック」から選べます。
※SIMカードサイズは標準SIM・microSIM・nanoSIMと全3種に対応しています。
1カ国あたり24時間200MBが500円で使え、一部の国においては500MB、1000円、1日1GB、1500円の大容量プランも用意されています。
尚、アプリ内の通信課金は不課税となり消費税は発生しません。
※日本国内の通信プランは税が掛かります。
SIMは一部のH.I.S店頭でも販売されています。こちらを参照してください。
また一部端末では動作しない事も確認されていますので自身が利用してる端末が動作確認済みの端末かどうかも事前に確認しておきましょう。
という事で今回はソフトバンク回線の格安SIMと、その特徴を紹介しました。
回線を扱う事業者もジワジワ増え、料金体系も改善されていますので格安SIMへの乗換えが容易になりつつあると言えますので迷ってるという方は前向き意検討して良いのではないでしょうか。