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格安SIMは安くて便利だけど災害時に、ちゃんと通信通話は出来る?

大規模な地震・大型台風・家屋の浸水・家屋の倒壊、心のどこかで、それでも、自分は大丈夫!と思い込んでしまう心理は、よくわかりますが、本当に他人ごとではありません。

災害時には出来るだけ周囲に迷惑はかけたくないし、自分の身は自分で守りたいし、家族や友達に、ちゃんと自分の無事を伝えたいですよね。

今回は格安SIMであっても通信通話が、ちゃんと出来るのかについて見ていきたいと思います。

格安SIMの災害時の通信の質について

一度、震災等が起きると、通信状態って非常に不安定になりますよね。

格安SIMに限らず、大手三大キャリアであっても通信状態は不安定になる傾向にありますよね。

安否確認等で、どうしても色んなエリアからのアクセスが集中する事で電話が繋がりにくくなります。

3大キャリアでさえ、こうしたことで繋がりにくくなるのだから、格安SIMとなれば尚のこと繋がりにくくなるのでは?と容易に想像してしまいますよね。

実際のところ、どうなのでしょう?

また、こういった事態に対し、取れる対策は、どういったものが有るのでしょう。

何となく格安SIMの方がより繋がりにくいのでは?と先入観が働いてしまうかもしれませんが、そういった事態に陥ったから通話の質や制限の差が極端につくという事はありません。

確かにアクセスが集中する事で非常に電話が繋がりにくい現象は確認されます。

このきわめて繋がりにくい状況を「輻輳(ふくそう)」と言われていて、携帯電話会社ではこの事態を避けるため通話の規制に乗り出します。

規制がかかる事で電話は繋がりにくくなります。

大手キャリアで規制がかけられれば、その回線を借り受けている格安SIMでも同様に規制のかかった状態になりますのでキャリア同様の繋がり難さになります。

基本的に格安SIMのデータ通信は災害時に独自に利用制限を設けられることはありません。

ただ、利用者が殺到する事は容易に想像できるかと思いますが、その際、通信設備のキャパを超える可能性がある事も容易に予想できると思いますが、キャパを超えた時点で当然速度が急激に遅くなったり通信エラーの状態になる可能性はあります。

また、格安SIMの方ではギリギリでキャパを越えなかったとしても通信設備を提供している大手キャリアの方で通信障害等が起きると格安SIMでも当然障害は発生します。

そういった点ではキャリアと格安SIMに差がないという事を改めて認識していただいたうえで、格安SIMの場合は災害用伝言ダイヤル(171)の使用はできません。

不便に感じるかもしれませんが、その不便さを補うようにWeb171という方法があります。

171は固定電話・大手三大キャリアに加え、ワイモバイルでは「災害用音声お届けサービス」というサービスが利用頂けるのですが、格安SIMでは使えませんのでデータ通信を用いた方法で行いましょう。

Webから災害用伝言版サービス(web171)にアクセスして安否確認する方法になります。

Web171って何?

Web171は今も述べましたが格安SIMを利用しているという方でも安否確認が容易に行えるサービスになっています。

NTT東日本と西日本で提供している災害用伝言版サービスです。

電話番号・名前、伝言を登録すると他のユーザーが電話番号や名前等から検索して、その内容を確認することができるサービスです。

Web171の利用は基本的に災害時や必要性が認められる時に限られているのですが、体験できる機会が実は毎月2度あります。

1日と15日など、限られた期間に体験利用することができますので、機会があったら一度、訓練?に体験しておくのも良いですね。

これはキャリアでも格安SIMでも使い方は同じで被災した人が安否情報を残して、安否を知りたい人が相手の電話番号を入力して伝言を受けるシンプルなものになっています。

安否情報の登録には安否を伝えるメッセージ「無事」か「被害あり」か「避難所にいる」といったステータスを選択してコメントは100文字以内で入力できるようになっています。

ステータスを選びコメントを入れて登録すると電話番号と名前が紐づけされて保存されます。

この際登録された情報確認は、全国、どこにいても利用できます。

安否を確認したい相手の電話番号を検索すると相手が登録したメッセージが表示されます。

複数のキャリアの災害用伝言版に登録された情報は集約されていますので、いずれかの災害用伝言版で検索すると一度に複数のキャリアの情報を得ることができます。

またメッセージではなく、音声でお届けするサービスも展開されています。

「災害用音声お届けサービス」は30秒と短いものの肉声で特定の相手に安否を伝える事の出来るサービスとなっています。

メッセージを吹き込んだ音声ファイルをサーバーに送信して受け取る相手にはSMSで通知します。

安否を知りたい相手はSMSに記載されているURLにアクセスしてダウンロードすると再生できます。

電話を使うわけではなく、データ通信で音声を送る仕組みになっています。

なお、このサービスはSMSに対応した携帯なら自分の利用しているキャリア以外にも送信可能となっています。

 

Web171以外の方法って無いの?

Web171以外にも「Googleパーソンファインダー」や「J-anpi」があります。

Googleパーソンファインダー、正直、初めて聞くサービス名ですよね。

早速サービスの概要を見ていきましょう。

Googleパーソンファインダーとは?

パーソンファインダーは災害が発生してしまった時にGoogleが提供する安否確認サービスです。

家族・友人の安否を確認する機能に加えて自身の安否についても伝えることができる、2つの機能が用意されています。

また名前、或いは携帯電話番号のみでも検索・登録が出来るようになっています。

このサービスは記憶に鮮明に残っていると思いますが、2011年3月11日の東日本大震災の直後に臨時サービスとして初めて提供されました。

この時は実に67万件以上の安否情報が登録されたと言われています。

その後、震災後の混乱も落ち着いた同年10月に提供は終了されたのですが翌2012年3月には今後も災害時にはサービスの提供を行っていくと発表されました。

またリニューアルされてキャリアの災害用伝言版サービスとの連携や生活インフラやライフラインの被災状況等が確認出来る災害時ライフラインマップの提要等も加えられています。

続いてJ-anpiについても見ていきましょう。

J-anpiとは?

J-anpiはパソコン・スマホ・携帯・あらゆるデバイスからアクセスすることができます。

安否を確認したい相手の名前・或いは携帯番号を入力すると通信キャリア各社が提供している災害用伝言版・報道機関・各企業が提供している安否情報、Googleが提供しているパーソンファインダーを一括で検索できます。

また、これらの手段に拘らず可能ならメール・LINE・Twitter・FacebookといったSNSも安否確認に非常に役立ちます。

適宜SNSも活用していきましょう。

またJ-anpiに登録・閲覧できる「goo防災アプリ」にも着目して頂きたく思います。

このアプリはiOS/Android向けに無料で提供されているものです。

事らのアプリからは「J-anpi」の安否情報の検索に加えアプリから安否情報を登録することも出来ます。

他にも地震・津波情報の通知機能・避難所などを確認出来る防災マップと防災に役立つ情報が搭載されています。

こちらはキャリア問わず使えますので格安スマホユーザーの強い味方となっています。

緊急地震速報の警報は格安SIMでも受信できる?

いざと言う時、事前に知らせてくれる緊急速報、短い時間では出来る事も限られますが、速報を受信する事で出来る事は少なからずありますよね。

そんな緊急速報、格安SIMでも受信できるのか気になりますよね。

結論から言いますと大丈夫です。

格安SIMであっても基本的に緊急速報は受信できます。

ただ大手キャリアで購入する端末は、受信設定をしっかりオンにしておくことで受信できますが、海外メーカーのSIMロックフリー端末を選んだ場合は、中には緊急地震速報を受信できないようになっている端末もありますので注意が必要です。

自身の持っている端末が、そういう端末か否か分からないけど確実に速報を受け取りたいという場合はYahoo!防災速報やニュースダイジェスト等のアプリをインストールしておきましょう。

Yahoo!防災速報は、地震のみならず津波だったり豪雨・色んな災害情報を一早く届けるアプリになっています。

関心がある方は早速アプリをインストールしましょう。

ではニュースダイジェストについても見ていきましょう。

これは地震速報はもちろん、ニュース速報・災害速報を完全網羅したライフライン型のニュースアプリとなっています。

インストールして邪魔になるものではないので関心がある、万が一に備えてインストールしたいという方はこちらから詳細を確認してください。

仮に災害時、通信が遅いと感じた場合は災害時、無料開放されるWi-Fiスポット(00000JAPAN)を活用しましょう。

00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)は通常大手キャリアごとに異なるのですが災害時は統一されたSSIDとなり格安SIMユーザーであっても、登録も認証も不要で通信可能となっています。

ここで押さえておいて頂きたい点としては格安SIMだから特に繋がりにくいとかではないので、こういう時は格安SIMを使っていると不利になる!という事ではないという事実です。

緊急時にキャリアと格安SIMでは大きく差がついてしまう事はありませんので安心して格安SIMを使っていただきたいと思います。

災害時に於けるデータ通信についての心構え

遠く離れて生活する家族だったり友人・親戚など、遠く離れてなくても直ぐに無事を確認したい。

大きな災害に直面した時、誰もがそう考え、行動に移しがちですが、格安SIMでは全国で一度に使えるデータ通信量に限りがあるので一気に多くのユーザーが通信を行おうとすることで必要なデータが流せないという事態が起こります。

ですので被災地以外の利用者は極力不要不急の通信を控えたり動画の閲覧等通信量を多く要する使い方は控えて一番データ通信を必要としている被災者たちが安定してデータ通信を行えるように支援を心がけましょう。

大まかにまとめますと格安SIMであっても4つのポイントを押さえる事でキャリアと遜色なく災害に備えることができるという事になります。

  1. 被災地以外のユーザーは不要なデータ通信を極力控える
  2. 繋がりにくいと感じたら00000JAPANを利用する
  3. 安否確認はWeb171やJ-anpiを適宜利用する
  4. 災害時緊急速報は防災アプリで適切に対策を講じる

実際、熊本地震の際には以下の格安SIM事業者では被災者に配慮してデータ通信量の無料提供も実施されました。

行われた支援は以下の通りです。

IIJmio2GBのデータ容量を無償で提供・地震が起きた2016年4月に加え5月の利用料金も減額・免除する支援策が取られました。
mineo2GBのデータ容量を無償提供し「フリータンクKy1」の開放日を前倒しにして支援策を取りました。
OCNモバイルONE5GBのデータ容量を無償で提供しました
イオンモバイル2GBのデータ容量を無償提供
UQモバイル2016年4月と5月にチャージされたデータ通信容量の料金を割引し、支援策を取られました。

このように、格安SIMであっても困った際・助け合いが必要な状況下では充分な支援を受けれます。

この処置は、いわゆる「災害救助法」という措置になります。

大手キャリアでないと困ったときの支援が受けれない!という事はありませんので安心して頂きたいと思います。

 

 

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