格安SIMもSIMフリースマホも昨今、自分に合ってる物をネット上で容易に探せたりで快適に使えるスマホは自分で作れちゃう時代ですね。
ただ、選んだそのシムフリー端末と格安SIMが本当に自分にピッタリの一台になっているかが問題ですね。
価格だけに飛びつくと失敗に終わるなんて結末は容易に想像が出来ますね。
失敗を避けるためにカスタマイズしていくための手段を解説していきます。
自分にあった格安SIMとシムフリー端末の見つけ方を伝授
まず、格安SIMとは何か・・・・・という事に関しては当サイト内で説明しましたのでここでは省きます。
今一度SIMについて詳しく振り返りたい場合は下記から確認可能です。
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また、このページを閲覧している方で、そもそもSIMがよく判らない!という方も、そう居ないかと思いますので、こちらの説明も省かせていただきます。
併せて今一度SIMフリーの概念について見ておきましょう。
通常、大手三大キャリアで販売されている端末には、他のキャリアの通信をさせないようにロックがかけられています。
このロックが掛かっている限り、例えばau端末の中にdocomoのシムカードを入れても正常に動作する事はありません。
けれど2015年の5月にSIMロック解除が義務化されたため三大キャリアの端末もSIMロック解除を行う事で他の通信事業者のSIMの利用が可能になりました。
一般的に取り扱われてるSIMフリー端末は、初めからこのロックが施されておらず他の通信事業者のカードも利用可能となっている状態を指します。
SIMフリー端末を手っ取り早く見つけたいならApple storeが良いですね。
Apple storeで扱われてるiPhoneはSIMフリーとなっています。
手元の端末を自分だけのSIMフリースマホにする方法を紹介
まず、キャリアで購入された端末のSIMロック解除を、それぞれのキャリアで行ってもらってください。
その方法は以下の3通りとなってますので都合の良い方法で行ってください。
- 店頭でスタッフに解除してもらう方法
- 電話で解除してもらう方法
- Webでの解除(各キャリアのマイページから可能)
方法として3通り紹介させていただきましたがWebで解除の手続きを行うと無料で済みます。
けれど店頭・若しくは電話で解除申請をした場合、手数料として¥3,000(税抜)が発生します。
手続きが出来る時間や手続きの際に必要になるもの等は各社のホームページ等で事前に確認しておきましょう。
尚、別のコーナーでも述べましたがSIMロックを解除する為には一定の条件を満たしている必要があります。
SIMロック解除しようとしている端末の発売時期や購入日等、満たしていないと解除できないので事前に確認しておきましょう。
また、お持ちの端末によってはSIMロック解除が出来ないものもありますので、しっかり確認しておきましょう。
因みに、問題なく条件も満たしSIMロック解除が行われたら、本当に問題なくロックが解除されているのか気になる所ですよね。
確認方法としては利用していたキャリアの回線と異なる回線のSIMを挿して使おうとしてみてください。
問題無く使い始める事が出来ればSIMロック解除は無事に行われた事を意味します。
長くドコモの端末を使っていたという方がSIMロック解除後に乗り換え予定先がauという場合、au回線のSIMを挿して、問題なく障害なくAPN設定の後に使う事が出来ればSIMロック解除は問題なく終了したと言えます。
因みに解除とか面倒そうだから最初から自分でSIMフリースマホを用意したいという方も居るのではないでしょうか。
そういった作戦も、勿論ありだと思います。
SIMフリースマホは、どこで買うのが良い?
SIMフリー端末はMVNOのWebサイトにて購入する事も可能ですし最寄りの家電量販店でも購入可能です。
昨今、コロナの影響もあり3密を避けたい状況にありますので個人的にはWebサイトでの購入をお勧めします。
ただMVNOによってはSIMロックが掛かった状態で扱われている端末も当然ながらありますので購入時はよく確認しましょう。
ウェブ上でMVNOのサイトで購入する場合、一例を挙げますとBIGLOBEモバイルでしたら格安SIMとフリーの端末をセットで購入可能です。
また端末を購入する際、専用のアクセサリーも一緒に買えて端末保障等のオプションサービスにも申し込むことが可能です。
では、中古でSIMフリースマホを用意するという場合の注意点も併せて押さえておきましょう。
端末 | HUAWEI nova5T | AQUOS sense3 SH-M112 | OPPO Reno A | moto g8 Plus |
端末価格 | ¥54,480 | ¥36,000 | ¥35,760 | ¥35,280 |
ディスプレイ | 約6.26インチ | 約5.5インチ | 約6.4インチ | 約6.3インチ |
メインメモリ | 8GB | 4GB | 6GB | 4GB |
ストレージ | 128GB | 64GB | 64GB | 64GB |
指紋認証 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
防水 | × | 〇 | 〇 | × |
おサイフケータイ | × | 〇 | 〇 | × |
※端末価格はいずれも税抜き表示です。
自分がどんな風にその端末を使っていきたいかイメージしたり、イメージに適したスペックや機能が備わっているのか、デザイン的な部分にも相応に満足できるか等を基準に選んでいきましょう。
では次に最も肝心なSIMフリースマホの使い方と設定方法を見ていきましょう。
SIMフリースマホの設定方法と使い方を解説
格安SIMとシムフリースマホが無事に手元に届きましたら次の手順でSIMを挿して設定を行いましょう。
いざ手元に届いたSIMと端末を見て、ちょっとハードルが高いのかも?と尻込みしていませんか?
大丈夫!難しい事なんてありません。
まずポイントの1つとして押さえておいて損はない点ですがSIMを挿す場所は実は端末によって異なります。
と言っても決してハードルは高くはありませんのでご安心ください。
SIMカードを入れる際、最も気を付けたいのはカードを挿入する際の向きですね。
では、まずは手元に届いたSIMカードを台紙から取り外しましょう。
この際、極力ICチップの面に触らないように心がけてください。
なので、台紙の後ろから、そっと押し出すようにして切り離しましょう。
ICチップ面に触れず、切り離すことが出来ましたら次の工程に行きましょう。
端末がiPhoneやZenFone4などの場合、ピン等を使いトレイを引き出しましょう。
引き出したトレイに方向に気を付けて装着してトレイを占めれば交換は終了です。
シムカードは一目瞭然ですが一角欠けた形をしていますよね。
トレイにカードをはめ込む際も、その形を意識して頂ければまず方向を間違う事はありませんね。
次に手元にある端末が富士通 arrows M04などである場合、SIMトレイは本体側面にあります。
なので、まず本体側面のカバーキャップを図のように外しましょう。
トレイが少し取り出しにくいかもしれません。
特に爪を切ってしまったばかりという方はトレイを引き出しにくいかもしれません。
尚、隣のMicroSDの挿し込み口と間違えないように気を付けて下さい。
SIMを挿入する場所は〇で囲った部分となっています。
因みにSIMカードを2枚挿し込めるデュアルSIM対応の端末は「SIM1」「SIM2」といった形で表示があります。
SIM1の所には重なるようにMicroSDが装着できるようになっていますので間違わないように気を付けましょう。
という事で挿入方法の説明をさせていただきました。
SIMの差し替えが問題なく行えましたら、次はAPN設定ですね。
このAPN設定は端末にネットの接続先を認識させるための重要な設定になります。
格安SIMを使う場合は必ず設定する必要があります。
初期設定のうちの一つですのでスマホを新規で購入した場合は使用する前に設定を行います。
問題無く手順通り進めて頂ければ5分と掛からず完了しますが、もしも判らない部分が出てきた場合は各社でサポートが利用できます。
iPhoneにおけるAPN設定の流れ
iPhoneにAPN設定を行う場合はWi-Fi環境を整えておく必要があります(自宅・フリーWI-Fi・モバイルルーター何でも可)
SIMカードを端末に挿して電源を入れ設定するための環境を整えましょう。
※iPhoneとAndroidでは設定方法が異なりますのでご注意ください。
では先にiPhoneの場合からまとめていきます。
step
1Wi-Fiに接続し「Safari」を開きます
step
2検索窓でキャリア名を入れスペースを空け構成プロファイルと検索を掛ける
step
3表示された当該キャリアのページからインストール用のリンクをタップしてダウンロードする
step
4ポップアップが出てくるので「許可」をタップ
iPhoneの場合、これで設定は完了です。
次にAndroidにおけるAPN設定の流れを見ていきましょう。
AndroidのAPN設定の方法
AndroidのAPN設定ではMVNO毎に設定を直接入力していく必要があります。
step
1設定のアイコンをタップ
step
2無線とネットワークをタップ
step
3モバイルネットワークをタップ
step
4アクセスポイント名をタップ
step
5画面の右上にある設定のためのアイコンをタップして「新しいAPN」を選択
step
6アクセスポイントの編集画面で必要な情報を入力
step
7設定にキャリア名を付ける(キャリア名でなくても可)
step
8購入したSIMカードに同封されているマニュアル・もしくはメーカーのホームページに記されてるAPNを入力
step
9同じくユーザー名も入力しパスワードも入力
step
10認証タイプを選択
step
11必要事項の入力が済んだら画面右上にあるレ点マークをタップして保存
step
12新たに作成したAPNの項目を選択して設定完了
機種によりアンテナが正常に立つまで時間を要することがあります。
また再起動を掛けないと設定が反映されないケースもあります。
それでもアンテナが立たない場合は面倒とは思いますが、一度設定をリセットして再度設定してみてください。
気づけなかった入力ミスが原因の場合もあります。
※本体にも設定等にも全く問題が見当たらないのにアンテナが立たないという場合はメーカーに問い合わせてみてください。
SIMフリーやSIMフリースマホを今以上に理解する事で自身で良いと思った通信事業者を選べたり今より、ずっとお得にスマホを利用する事が出来るようになります。
知識を増やして、オリジナルでカスタマイズしていって、飽きの来ない一台を持ちましょう。