今回は格安SIMを法人で利用する際の注意点や具体的な料金プラン、メリットデメリットや、どこの格安SIMがベストなのかといった点に迫っていきたいと思います。
格安SIMで抑えられる所を抑えてお得に使いたいのは何も個人だけではないですね。
従業員に対し業務用のスマホや携帯電話を支給しているという企業は少なくありません。
ただ法人契約となれば契約回線数もかなりの数に上りますよね。
大手キャリアで法人契約ではコストが、どうしても高くなりますので格安SIMへの切り替えを検討する法人も昨今増えています。
では早速、法人向け格安SIMの詳細を確認していきましょう。
法人向け格安SIMとは、どんなSIM?
一個人が使っている格安SIMと法人が利用している格安SIM、どんな違いがあるのでしょう。
法人に向いている格安SIMとは、どんなSIMなのか詳しく見ていきたいと思います。
余談ですが、今、日本国内で格安SIMサービスを展開しているMVNOが実に100社以上に上っています。
その大半は個人向けにサービスを展開していますが中には法人向けのサービスも提供しているところもあります。
尚、法人向けの格安SIMの場合はSIMカードのみの提供というスタイルの事業者が多いようですね。
この為、契約したい!という際には別に個々に端末を用意する必要があり面倒に感じるかもしれませんが心配無用です!
MVNOによっては端末も破格の価格で一緒に購入する事の出来るプランを用意していることもありますので、別に端末を用意するのが面倒という場合は、そういった所を進んで利用するのも良いですね。
では法人向けの格安SIMを利用する上でのメリット・デメリットを下記でまとめていきたいと思います。
法人向け格安SIMを利用するメリットに迫ってみよう
まず、結論から述べますと法人が格安SIMを利用する事には大きなメリットを伴うので積極的に利用していただいて損はありません。
小規模の事業所であっても従業員に仕事用のスマホを持たせたいと考える機会は意外に少なくないのではないでしょうか。
こんな時、回線数に問題がないのであれば法人契約をしていただく方が良いですね。
何故なら利用料金の節約などが出来るからです。
個人向けプランだけではなく法人向けのプランも展開しているMVNOの場合、実は個人向けより法人向けのプランの方が利用料金が割安に設定されているのが一般的です。
しかし何故法人向けの方が安くできるのでしょう。
理由は契約する回線の多さにあります。
法人の場合、個人向けではまずあり得ないほどの回線数を契約する事が大半ですね。
時に、一度に少なくて数十回線、多ければ数百回線の契約が成り立つケースもあります。
数十回線・数百回戦の場合一回線あたり月額利用料金から割引を実施しても利益の方が当然ですが大きくなりますので、法人向けプランの場合割安で利用する事が可能となっています。
法人向け格安SIMのデメリットってあるの?
ここで挙げるデメリットに関しては法人だから特別に生じるデメリットというわけではありません。
格安SIMならではのデメリットと言うべきなのかもしれません。
まず、よくある現象ですが、色んな良くない条件がそろってしまう事で通信速度が著しく低下する恐れはあります。
勿論、通話の質も安定しなかったり回線混雑の影響を顕著に受けて悪くなることもあります。
またキャリアメールが使えないので不便に、デメリットに感じられることもあります。
業務用でこれまでキャリアメールを使っていたという場合にはメールアドレスの変更等の必要が出てきますので、こういった点もデメリットですね。
対策としてはLINE、若しくはスカイプを利用していただくのも良いかもしれないですね。
そして、もう1点、気を付けて頂きたいのが法人契約の場合、端末の分割購入が難しいという点です。
とはいえ、その端末も比較的安い物が揃っていますので、それほど苦にならない可能性も充分ありますが、こういった点も個人契約と異なる点ですね。
端末の分割購入が出来ない為、初期費用は、この場面では抑えることができませんので、敢えて個人的にデメリットとして挙げさせていただきました。
その点も踏まえて準備を進めている・整えているという法人であれば、デメリットでもなんでもない所ですね。
法人向けキャンペーンにも着目しよう
個人向けの契約でも色んなキャンペーンが実施されていますよね。
実はお得なキャンペーンの実施は法人向けでも意外と豊富にあります。
主には法人専用の割引キャンペーンを展開する事が多いようです。
一例を挙げるとワイモバイルで「ワイモバイル法人ダイレクト特価セール」と銘打ったキャンペーンが展開しています。
早速その概要を見ていきましょう。
こちら、法人名義で契約された場合、基本使用料が1回線目から¥1,880で、2年目以降高くなるイメージが高いかと思いますが、ここでは2年目以降も料金はお安いままです。
また2回線以上の契約で更にお得になります。
他にも通話もデータも定額で、お得に使える法人向けSIMも用意されています。
SIMカードのみの契約でもお得になるものになります。
ワイモバイルの法人向けシムは「無料通話」は勿論「データ通信容量」も基本料にコミコミとなっています。
勿論2回線以上の契約で更にお得になります。
※こちらは期間が2020年3月末に開通分までとなっていますので決断は早めにしていただくのが望ましいですね。
法人向けとされる格安SIMはココに注意
格安SIMを法人で利用したいと言う時、何点か気を付けて頂きたい点があるので見ていきましょう。
- キャリアメールが使えなくなる
- 通信速度が安定しない
- 端末代の割引サービスが受けれない
- デザリング機能がついてないものもある
- セキュリティー面で脆弱な部分もある
- バッテリーが急激に消費されたり圏外になる瞬間がある
上記で述べたデメリットと被る部分も有るかと思いますが利用を続ける上で密接にどうしてもストレスにもなりやすい部分かと思いますのでしっかり把握しておきましょう。
法人向け格安SIMではキャリアメールが使えない対策はコレ
キャリアメールが使えなくなるのは法人向け格安SIMだからと言うわけではありません。
個人が利用する格安SIMであっても同じ現象が起きます。
キャリアメールが使えない点は注意点としてしっかり把握しておいて頂きたい反面、キャリアメールに拘らずフリーメール(Yahoo!メールだったりGmail)を利用する事で、この注意点は回避できますね。
そもそも最初からキャリアメールを使っていない!というのであれば注意すべき点でもなんでもないですね。
法人向け格安SIM利用時に於ける通信速度問題対策
次に、これも有名な話かもしれませんが通信速度が不安定になる現象が起きやすいです。
格安SIMは独自の基地局を持たず大手キャリアから借り受ける事で安さを維持していますので利用者の増加影響を顕著に受け速度の安定を図るのが難しくなっていますので、この点に納得できるかが重要な別れ道になるのではないでしょうか。
とはいえ最近は通信速度の安定に力を入れている所もあるようですので、そういった所を選ぶのも良いですね。
法人向け格安SIMでは端末の割引が無い?
法人の場合ですと端末の割引を受けれないというのも少々残念な点ですね。
どうしても端末とSIMカードが別売りになりますので仕方ないのですが。
けれど、割引が出来ない分、というわけではありませんが端末は意外と低価格に設定されていますので割引が無くてもそれほど負担にはならないかと思います。
従来使っていた端末を引き続き愛用していくという方法でも全く問題ありません。
法人向け格安SIMでのデザリング機能、どうなってる?
法人向け格安では、というか格安SIMでは、デザリング機能が無いものも多いのが実情です。
とはいえ法人でビジネス中心に利用する場合にデザリング機能を重要視する事も、それほどないと思いますが、デザリング機能重視という場合はデザリング機能が無いものが圧倒的に多いので気を付けてください。
さて、デザリング機能云々より法人で使う上で最も気にしたい面がセキュリティー面ですね。
というわけで下記でセキュリティー面に迫ってみたいと思います。
格安SIMのセキュリティー面と対策に迫ってみた
個人が利用する場合でもあっても、まして法人であれば特に気を付けたい点としてセキュリティー面ですね。
けれど格安SIMにはセキュリティー面に脆弱な部分がある点を否めません。
格安SIMですので、最低限の機能しか備わっていません。
それでも任意で端末に独自にセキュリティ対策を施すことか出来ます。
6番目に挙げた、時と場合によって圏外になる現象、これは困りますよね。
勿論一時的な現象ですので修理に出す必要があったりという事はありません。
特別何かをしなくても直ぐに解消されるのが現状です。
という事で、ここまで説明させていただきましたが、注意点をしっかり把握して納得した上で契約しましょう。
法人向けの格安SIMで通話料を抑えるならどこが良い?
法人・個人問わず、けれど法人なら尚更どうしてもデータも通話も利用せざるを得なくなりますよね。
中には通話もデータも使い放題で1回線ずっと月額¥1880というサービスを展開している所もあります。
どこの格安SIMも一律という事はありませんので条件・プランで絞り込んで長くストレスなく使い続けられるMVNOを見つけて頂ければと思います。
法人向けSIMを扱っているMVNOは知っている限りで以下の通りです。
- mineo
- Y!mobile
- 楽天モバイル
- U-mobile
- BIGLOBEモバイル
となっています。
どこも相応に法人が利用しやすいプランを展開していますので任意で選んでいただけたらと思います。
今リストアップしたMVNOに関しては下記で後述していきたいと思います。
料金節約や使い勝手が良い法人向け格安SIMはココ
基本的に法人向けの格安SIMを選択する際、どのMVNOを選んでいただいてもプランやサービスが充実していますので、どこを選んでいただいても、損はないのが現状ですが、それなりに利用状況等を照らし合わせながら選定して頂くのが良いかと思います。
例えば従業員数が非常に少ないというのであれば楽天モバイルのように1回線からOKといったMVNOを選択するのも良いですね。
また、通信費を抑えたいのであればmineoもお勧めです。
様子もわからないものを長く使い続ける自信が無いという法人なら、縛りが無いワイモバイルも使い勝手が良いのではないでしょうか。
まず縛りが無いワイモバイルで様子見の意味で気軽に使い始めてみるのも良いのではないでしょうか。
勿論縛りがない分、極端に利用料金が高い設定になっているなんてこともありませんので安心して検討に入れるのではないでしょうか。
余ってしまったデータ容量等を無駄なく社内でシェアしたいと模索されている法人であればmineoがお勧めです。
mineoは大手三大キャリアの回線を全てカバーしていますので1つの企業IDの中で3回線のプランを混在させた使い方も可能です。
mineoの場合5分以内の通話かけ放題が月額800円で利用できるうえに法人でも余ったデータを社内でシェア出来たり、しかも、それでも余った部分に関しては翌月に繰り越しが可能になっていますのでmineoも容易に料金節約が出来ますね。
尚、mineoは企業管理IDで利用状況だったり設定変更を一元管理出来ます。
各社の利点等の詳細は下記に後述します。
法人向け格安SIM使える端末が意外と多い?
冒頭でも述べましたが、格安SIMは基本的にSIMカードのみの契約になります。
受け止め方によっては意見・感想が別れますがポジティブに捉えるなら個人で好きな端末を選んで愛用することができるというメリットになりますね。
法人で従業員達に端末を支給しましょうという場合にはスマホのみではなく通話専用の、いわゆるガラケーであったりタブレット・モバイルPCであったりします。
料金プラン・通話プラン・データ専用プランも勿論選んでいただけますのでニーズに合わせたプランで契約して頂けます。
因みに別の格安SIM会社から乗り換えたいという場合でもSIMフリー端末だったりSIMロックが既に解除されている端末であるなら自由に使えます。
端末ごとに使えるSIMカードのサイズが異なりますが、この点は心配不要です。
サイズに関しては3種類すべてからお選びいただけます。
SIMカードのサイズを誤らなければ特に問題ありません。
法人向け格安SIMの場合、口座引き落としも可能?
個人契約の場合、支払いはクレジットのみという事が大半ですが法人の場合は口座引き落としが可能となっています。
MVNOは、どうしても小規模ベンチャーが大半を占めていますので支払いを確実に回収するために、クレカでの清算が大半です。
けれど、これが法人になりますと異なってきます。
変な話、個人契約よりも法人契約の方が、その信用度は高くなります。
この為、口座引き落としが対応可能なケースがあります。
因みに同じ名義の法人なら複数契約していても一本化させることも可能となっていて会計処理の手間を軽減させることができます。
法人で格安SIMを契約する時、海外での使い勝手は、どう?
法人であれば、時と場合によっては海外へ出張なんてこともありますよね。
仮に大手キャリアの端末を利用しているという場合、海外に行かれた際は海外で使えるプランを購入して頂くか海外専用のポケットWi-Fiをレンタルして頂く以外方法がないのが現状です。
けれど格安SIMですと当然ですが端末はSIMフリーですのでSIMカードさえ挿し変えて頂ければ、SIMが変わった事で急に操作法も変わる!という事はありませんので、そのままお使いいただけます。
大手キャリアの海外プランですと対応していない国もあったりWi-Fiも使える国が限られてくる事も珍しくありません。
ですので正直大手キャリアに拘る必要は無いかと思います。
格安スマホ法人契約と個人契約の比較
申し込み方法・契約方法は個人も法人も同じというわけではありませんので、それぞれの流れをまとめていきたいと思います。
例えば個人が契約を検討している場合、手軽にネット上で手続き・申し込みを完了させることができますが法人は、そう簡単な流れでは済ませられません。
ここで法人契約の場合と個人契約の場合の違いについて見ていきたいと思います。
- プラン内容⇒法人専用のプラン・割引がある
- 支払い方法⇒個人と違って口座振替が可能
- 購入の流れ⇒申し込み方法が個人と法人で違ってくる
という事で上から順に解説したいと思います。
何故法人の専用プランや割引があるのでしょう。
そこは単純に法人契約ですので当然複数回線での契約が多くなりますので個人契約より安い料金プランを提供しやすいというのもあります。
とはいえ最低でも10~20回線以上の法人契約である場合にのみ適応になるというケースもあるので契約に際して、よく条件を確認して決める必要があります。
また、他でも述べましたが個人契約では支払い方法がクレカのみの場合が大半ですが法人は、支払い方法の融通が利いていますので口座振替が都合が良ければ口座振替を選んでいただけますし銀行振り込みが都合が良ければ銀行振り込みを選択して頂く事も可能です。
最後に最も異なる点ですが個人と法人の申し込み方法の違いに触れていきます。
個人契約では可能なオンライン上での契約が法人では成立しません。
法人の場合ネット上、或いは電話で申し込んだ上、必要書類を郵送する必要も出てきます。
法人の場合、踏んでいただくステップは3つありますので、早速、法人の場合を見ていきましょう。
- 担当者から希望条件等をヒアリングして見積もり書を作成
- それぞれのホームページより申込書をダウンロードして必要事項を記入し同封する必要のある必要書類と共に郵送
- 審査に通れば無事に契約完了
またネットの申し込みのみで完了という事は殆どなくて基本、電話受付がメインとなってきます。
個人の契約の場合ですと手軽にオンライン上で契約が成立しますが法人の場合、オンラインや電話で申込んで、更に必要書類を郵送する必要が出てきます。
その必要になる書類について見ていきましょう。
格安SIMを法人契約する際に必要になる書類はコレ
上記でも述べましたが法人で契約する場合提出を求められる書類がありますので見ていきましょう。
法人契約の際に必要になる書類一覧 | |
法人確認書類 | 登記簿謄本・印鑑登録証明・商業登録が済んでない個人事業主様に於いては、開業届出済証明書をそろえてください。尚、確認書類は発行日より3カ月以内の物となります。 |
契約担当者の所属確認書類 | 社員証・名刺・勤務先の健康保険証のいずれか |
契約担当者の本人確認書類 | 運転免許証・パスポート・健康保険被保険者証+補助書類・身体障害者手帳・住民基本台帳カード・財類カード+補助書類のいずれか |
※いずれの書類もコピーで構いません。
勿論企業によって格安SIMの利用状況は異なりますが、せっかく格安SIMを検討し経費の削減を進めるのであれば、どのプランが一番適しているのか担当者に見積もりを依頼して検討するのがベストですね。
一例を挙げるとBIGLOBEモバイル・NifMOでは料金のシミュレーションが手軽にHP上で出来ますので
こういったものを利用して事前に料金を大まかに把握するのも良いですね。
※MNPの利用を希望する場合、MNPの予約番号を取得しておきましょう。
では下記に、法人契約も扱っている各社についてまとめていきたいと思います。
mineoでの法人契約の流れと注意点
大手三大キャリアを手堅くカバーしているmineoは法人契約も可能となっています。
個人契約では非常に扱いやすいのでユーザーも多くいますが法人契約でのmineoは、どんな様子なのか早速見ていきましょう。
mineoで法人契約を進めるメリットとして、述べておくと利点は4つあります。
- 月額¥800で通話がかけ放題(5分以内)
- 余ったデータ容量は社内でシェア出来る上に翌月への繰り越しもOK
- 企業管理IDで利用状況も設定の変更も一元管理
- 従来の番号を引き続き使える
そんなmineoの法人契約の流れを下記で簡単にまとめたいと思います。
まず、mineoに於いても必要になる書類は上記で紹介した内容と一緒です。
step
1注意事項を熟読し、クレジット、若しくは口座情報を手元に用意する
step
2先にプランを選んで申し込み書に必要事項を記載していく
step
3申し込み書類を送付※送付先は後述します
step
4先方に書類が届き次第担当から申込確認連絡が来ます
step
5後日SIM等が送られてきます
step
6利用開始する為に設定をする
申し込み書類の送付先は以下の通りです。
〒540-8622 大阪府大阪市中央区城見2-1-5 オプテージビル12F
株式会社オプテージ
mineo法人インフォメーションデスク(☎0120-923-745)受付時間:平日の9:00~17:00となっていて土日・祝日は受付ていませんのでご注意ください。
必要なステップは以上になりますが、併せて設定の詳細の流れを解説したいと思います。
申込まれたSIM・mineo登録証は一週間程度で手元に届きます。
尚SIMとmineo登録証は別で発送されますのでご注意ください。
課金開始につきましては端末にSIMカード設定をされた日、若しくはSIMが発送されてから約半年後(180日後)となります。
まずMNPを利用される場合・プランを変更し引き続き同じ番号を利用するという方針の場合は以下の流れて設定を進めてください。
まずは企業管理ページにアクセス頂いてmineo登録証に記載されている企業管理IDとパスワードを入力してログインしてください。
中に入っていくと画面の下の方でSIMカード台紙に記載された「ICCID/製造番号」の下4桁の入力を求められますので入力して「回線切替」をクリックして完了して下さい。
※これ等の設定はネット上で行っていただけます。
まず、端末も契約に伴い端末も新調したという場合は今ご利用の端末・mineoのSIMカードを挿入した端末の電源を切った上で実施して下さい。
端末は買い替えず引き続き同じものを利用される場合はmineoのSIMカードを挿した端末の電源を落とした状態で実施して下さい。
次に利用番号を選択して決定をクリック。
利用番号をしっかり確認した上で右下の「登録者情報の変更/サポート」の中から「MNP転入切替/回線切替手続き」をクリック。
Aプラン(au)Dプラン(ドコモ)に関しては30分程度、Sプラン(ソフトバンク)は凡そ1時間で回線切り替えが完了しますので、その頃端末に電源を入れてAプラン・Dプランは試験コール「111」へ
Sプランはテストコール「11112」(通話料は無料)にダイヤルして下さい。
するとガイダンスが流れますので問題なく確認ができれば切り替え手続きは終了です。
※切り替え手続きが完了した時点で切り替え前に使っていた通信サービスは使えなくなります。
尚、手続きに必要な費用に関しましては申し込み回線ごとに契約事務手数料・SIMカード発行手数料が発生します。
ワイモバイルが法人向けに展開しているプランを見ておこう
今、ワイモバイルでは「ワイモバイル法人ダイレクト特価セール」を実施していて通話は勿論・データも多く使える法人向けSIMが非常にリーズナブルに契約して頂けます。
なんと法人契約1回線から、ずっと月額¥1,880(税抜)です。(スマホベーシックプランS)
ただ、この特別過ぎる価格には条件があります。
セール期間終了を迎える2020年3月末までに開通を済ませている必要があります。
また、いくつか注意点がありますのでまとめていきます。
- PHSから乗り換え希望の場合はSIMへの変更が出来ません。
- 今紹介した利用料金はワイモバイル法人ダイレクト特価セールとなっていてスマホベーシックプランSを選択して頂いて特別割引を適用させた場合の1回線当たりの月額基本使用料金となっています。
- 他社よりMNP転入の際は個人名義の携帯電話から切り替える場合は事前に法人名義へと変更を済ませておいて頂く必要があります。
- 法人名義での契約がプラン適用の条件となっています。
ワイモバイルに於いてはSIMカードのみの契約も可能で法人だからこそあると便利なプランも用意されています。
まず10分以内の国内通話でしたら通話料が0円というプランが用意されています。
ビジネスには最適なプランですね。
勿論無料通話の為のアプリも不要ですし通話件数の制限もありません。
ビズネスの通話って想像ですが10分もあれば充分ではないでしょうか。
仮に10分で連絡が収まらない可能性がある場合は国内通話を完全かけ放題にできるオプション「スーパーだれとでも定額」に加入するのが良いですね。
因みにスーパーだれとでも定額の月額は¥1,000となっています。
但しワイモバイル法人ダイレクト特価セール加入時、同時にスーパーだれとでも定額へ加入頂けた場合は通常、月額1,000円のところ500円で利用していただけますので通話時間を気にしたくないという場合は前向きに検討して頂いて損はありません。
因みにデータ定額サービスも基本料にコミコミとなってます。
ワイモバイルではデータ通信容量は3GBのスマホベーシックプランSと9GBのプランM・14GBのプランRを展開しています。
利用の料金プランの規定容量を超えてしまうと当月末までデータ通信速度は128Kbpsに低速になってしまいますが、低速を解消したい場合はデータ容量を追加購入して頂くと解消されます。
※500MBごとに500円が発生します。
これもデータ増量オプション(月額500円)に加入して頂きますと容量の増量がお得に行えます。
そして、次の点にも着目して頂きたいのですが、ワイモバイルでは法人名義で2回線以上契約していただいた場合「法人契約割引」の適用で基本使用料金より毎月、期間の定めなく700円の割引き、更に特価セールの特別割引と併用で1500円も割引されます。
また使用させる社員によって当然ながら使用状況も異なると思いますがオプションの組み合わせが自由に行えますので安心です。
繁忙期と閑散期では当然ながら使用状況も異なると思いますが、オプション組み合わせを駆使してコストを抑えながら柔軟に運用する事が可能となっています。
ではワイモバイルの法人契約の流れを解説します。
まず申し込み時に用意して頂きたいものが以下の通りです。
法人確認書類・本人確認書類等・法人の印鑑
必要なものが整いましたら「ワイモバイル法人ダイレクト」に一報入れて本人確認書類を郵送で送ってください。
後日ワイモバイルより本人確認書類をもとに作った申込書が送られてきます。
手続きには申込書の送付からカウントして凡そ2週間前後を要します。
尚、契約事務手数料の¥3,000が後日、契約者様宛に請求されます。
法人の見積もり依頼、その他、直接オペレーターに確認したい事は下記に問い合わせてください。
☎0120-346-156
受付時間は平日の10:00~17:00となっています。
番号のおかけ間違いに注意して下さい。
楽天モバイルと法人契約を結ぶメリットと契約の流れを解説
楽天モバイルの対応キャリア回線はドコモとauですね。
通話・データ通信、共に利用しやすい料金設定となっています。
まず、法人なら電話連絡の方が確実で手軽という場面も多々あると思いますが、そんな通話料金を手厚くカバーするために月々¥850で5分以内なら通話がかけ放題というプランがあります。
その月に余った高速データ通信容量も翌月に繰り越しが可能です。
また、法人契約でもプランの変更には融通が利きます。
個人も法人も漏洩問題等が心配かと思いますが、大丈夫!セキュリティ対策アプリや法人契約対応オプションも用意されていますので安心して利用していただけます。
簡単に一例を紹介したいと思います。
端末補償・安心リモートサポートパックの手堅い人気オプションが月額800円
端末の破損・故障時、対象商品の交換・修理サポートを受けれるオプションが月額500円
楽天モバイルWiFi by エコネクトというオプションが月額362円となっています。
必要に応じ検討して頂いて損は無いかと思います。
そんな楽天モバイルの法人契約を結ぶための流れを下記にまとめます。
まず楽天モバイルの法人契約は専用の窓口が設けられていますので、そちらから行っていただけます。
楽天モバイルの専用ダイヤル(☎0800-808-8000)で詳細を確認しながら納得しながら話を進めていただく事が出来ます。
まず電話が繋がりますと担当者が契約の為の条件を細かくヒアリングして要望に沿って見積書を作成します。
見積もりに別段問題が無ければ申込書に必要事項を記入した上で必要な書類を同封して担当者へ郵送して頂く流れになります。
書類が到着して審査を経て申し込み完了・発注という流れですので発注から一週間程度要します。
BIGLOBEモバイルで法人契約するメリットを解説
BIGLOBEモバイルがカバーしている大手キャリア回線はdocomo・auですね。
BIGLOBEモバイルに関しましては、お得なかけ放題オプションが用意されています。
月額たった¥830で10分以内がかけ放題になります。
メールやLINEより通話でのやり取りが主という場合は非常にお得ですね。
という事で、このままBIGLOBEモバイルで法人契約して頂く事で得られるメリットについて簡単にまとめたいと思います。
- 月額¥600でマックス60分まで、月額¥830のコースならマックスで90分までの通話サービスが充実
- 余ってしまったデータ容量は翌月に無駄なく繰り越し可能
- 法人契約でスマホ・タブレット・lotデバイスが用意されている
- 生粋な法人に限らずPTAや任意団体でも法人契約が可能
という事で法人で契約できるMVNOを紹介させていただきました。
どのMVNOでも、充実したサービスが受けれる印象ですね。